スタッフブログ

 皆様はじめまして。版作り担当の山田です。

私は最近海釣りにはまってまして、先週の休みも釣りをしに行ってきました。

こんな感じの場所で。

やまだ 

 Tシャツプリント業界にも激震が走ったTシャツ着用におけるかぶれ発生事件。

弊社にはなんと！

某有名国立大学を卒業し、デザインのデの字も知らず、TシャツのTほども興味のなかった男がお客様の対応をさせていただいております。

問題になった前処理剤に含まれる化学物質について、彼が学んだ知識をフル回転させた個人的見解が以下になります。

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塩化ジデシルジメチルアンモニウムなどの４級アンモニウム塩は、身近なところでは髪の毛に使うトリートメントなどに使われている物質です。
強力な極性と分子内で極端な疎水性～親水性を持つため、界面活性剤や帯電防止剤として使われています。

強力な極性物質であるため、親水性の低い有機物であるポリエステル繊維と、極性の高い顔料との間で、両者の結合を助ける働きが期待されます。
それゆえにポリエステル類へのプリントのプライマーとして使用されたのではないか、と考えられます。

強い極性ゆえに生物を構成している細胞膜を破壊する働きを持ち、薄めたものは消毒剤としても使用されているようです。
したがって、皮膚に長時間付着したまま放置すると皮膚表面がただれる可能性はあると思います。
ドライＴシャツ類は特に水分が蒸発しやすいため、有害な成分が濃縮されてしまう可能性はあります。

が、該当物質が原因で、下地処理剤として使用する程度の分量で今回のような事故に至るかどうかは疑問です。
無理やり原因をこじつけるのであれば、海水と紫外線で弱った皮膚、乾燥しやすい生地、皮膚に浸透しやすい化合物・・・etcといった悪条件がそろったためおきた事故ではないかと。

あくまでも個人的見解です。詳しくは専門家の見解を参照してください。

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うーむ。
正直、
  難しい言葉が多くてわかりにくい



ですね。。。。
要は体に悪い物質が含まれてた、皮膚が弱ってたから症状が出やすい環境だった、ということでしょうか。

いずれにしても弊社のインクジェットプリントの設備には件の前処理剤は使用しておりません！ インクジェットプリントの制作をご検討の皆様、 安心して ご注文ください。 ＊ちなみに弊社インクジェットプリント設備ではドライTシャツへの加工は対応しておりません。


井上

 先に発生したTシャツ着用におけるかぶれ・炎症を引き起こした問題につきまして、大会公式ページでも調査報告が発表されていますので共有させていただきます。

http://www.supu.co.jp/race/news160918a.php

弊社の調査でも、弊社所有のインクジェットプリント設備で、原因となった成分は一切使用していないことが判明しておりますので合わせてご報告いたします。

また、過去に同様の事例はなく、安全性を十分考慮して加工に当たらせていただいております。

被害に遭われました皆様方の一早いご回復をお祈り申し上げます。

https://rustees.jp/pickup/

井上

黒夢！

懐かしいですね〜！（僕自身はリアルタイムで流行ったのとはちょっとずれた世代ですが）

皆知ってますもんね。

清春さんはラスティーズ所在地の岐阜出身なんですよ。知ってました？

さて、今「黒夢」の商標権がネット公売にかけられているそうです。

その経緯なんかはさておき。

オリジナルTシャツと何の関係があるの？というお話。

今回注目したいのは商標の部分ですね！

商標（しょうひょう）とは

商品を購入し、あるいは役務（サービス）の提供を受ける需要者が、その商品や役務の出所（誰が提供しているか）を認識可能とするための標識（文字、図形、記号、立体的形状、色彩、音など）をいう。商品の販売者や役務の提供者は、商品の販売に際しては商品または商品の包装、役務の提供に際しては役務の提供に使用される物や電磁的方法により行う映像面などに、商標を付して使用する。需要者は、商標を知覚することによって商品や役務の出所を認識し、購入したい商品、または提供を受けたい役務を選択することができる。

商品の販売や役務の提供を継続すると、使用されるブランドは需要者に広く知られることとなり、商品の品質や役務の質が一定以上のものであれば、業務上の信用力（ブランド）が化体し、財産的価値が備わるようになる。この財産的価値は、特許権や著作権にならぶ知的財産権の一つと位置づけられ、条約や法律による保護対象となっている。これにより産業の発達に寄与し、あわせて需要者の利益を保護することができる。

(Wikipediaより)

うーん。ややこしい。

我々も法律のプロではありませんので（Tシャツプリントのプロですから）簡単に考えましょう。

この季節、クラスTシャツなんかのお話も増えて大変ありがたいお話なのですが、デザインに困った皆さんが有名ブランドのロゴやマークのパロディデザインをお送りいただくことが多く見受けられます。

このロゴやマークに商標権がかかっているのです。

この他にも上記にもあるように著作権や特許権など「知的財産権」もあります。

つまり

既存のデザインは法律により護られている

可能性が非常に高いということです。

制作をお考えで、「パロディデザインなんだけど大丈夫かな？」と不安に思われた方、

事前に画像などをお送り頂いて確認させていただくほうが無難かと思います。

さあ、ここで問題です。