注文時のコツ
「サークルメンバーでお揃いのユニフォームを」「イベント用に大量に必要」年間通してオリジナル制作のご要望が多いのがTシャツです!近年ではクールビズの導入にご利用いただく方も増えています。
さて、いざ注文しようと思っても何からはじめていいのかわからない…。
そんな方のために制作の順序、注文時のコツをまとめてみました。
まずは生地選びから
何を重視するのか、によって選択は変わってきます。
値段、クオリティ、デザインなど、一長一短ですので、自分の中で一番大事にしたいことを決めてから商品を選ぶのがいいでしょう。
ピックアップ商品
ヘビーウェイトTシャツ 085-CVT
不動の1番人気!
市販レベルの生地の厚さ(5.6oz)と価格のバランスが抜群です。
某有名サーカスの会場でもこの商品ベースのTシャツが売られていました。
・イベント販売用
・居酒屋、ガソリンスタンドなどのユニフォーム
ドライTシャツ 300-ACT
スポーツをされる方には大人気のドライ素材がおすすめ。
ドライ素材は「吸汗即乾」ではありますが、一定以上の汗を吸うと肌にぺったりくっつくこともあります(使用実感です)。
着心地の良さは抜群にいいです。。
取扱商品は各サイトだいたい同じです。「あのサイトには載ってたけど…」という商品も問い合わせてみると「サイトに載っていないだけで取り寄せ可能」ということもあるようです。
そして、一番のポイントは 安さ=生地の薄さ≠質の悪さですね。
安い・薄いからといって質が悪いわけではないのでじっくり考えてみましょう。
迷ったら思い切って電話してみるのもいいかもしれませんね。
サイズ選び、不安ですよね
届いてみたら「思ってたより大きい」「こんなイメージじゃなかった」なんてこともあり得ます。どこに注意したらいいのでしょうか?
何よりも一番大事なのはお手持ちのTシャツとの比べていただくということ!
お手持ちのお気に入りTシャツを採寸していただき、商品カタログやホームページに記載されている詳細な寸法と比較していただくと、本当に欲しいサイズが見つかります。
「普段着てるものがメンズMだし、制作に使うものもMでいいや。」
ちょっと待ってください!
ブランドやメーカーによって異なったサイズが存在します。
「A」のお店で買ったTシャツはMなのに、「B」のブランドではLがぴったりという経験はありませんか?
自分にあったサイズを理解していただくためにも、お手持ちのTシャツをぜひ採寸してみてください!
デザインってどうやって作ればいいの?
「デザイン」なんて言われても美術の成績2だったんだけどなあ…。
なーんて言ってないで、とにかくアウトプットすればいいのです!
商標登録のあるものや、有名ブランドやバンドのロゴ、キャラクターを使うのは控えましょう。せっかくなら完全なオリジナルデザインで作った方が達成感がありますよ。
さあ、思いつくままにまずは描いてみましょう!
下手でもいいんです。そのために「デザイナー」という職業があるのですから。
手書き原稿の場合
会社によっては専用の「手書きデザインシート」などを用意しているところもありますが、基本的には真っ白な紙であれば何でもOK。
罫線の入ったもの、裏紙などはデータ化する際のスキャン作業に支障が出ますので止めましょう。描き直しなんてこともありますよ!
描き直しが必要な場合、制作とは別にデータ加工料金が発生することがあるようです。
データ入稿の場合
Adobe Illustrator(イラストレーター)
全世界共通、お絵描きソフトの大定番。
このフォーマットのデータであればほぼ自分の思い描いたとおりに仕上がってくると思っていいでしょう。プロ仕様の仕上がりをご希望ならこのフォーマット。
Adobe Photoshop(フォトショップ)
こちらはレタッチソフトの大定番。
画像解像度(画像の奇麗さ)によっては仕上がりが悪くなることもありますが、各社指定の数値をクリアしている画像ならイラストレーターに負けない仕上がりになることでしょう。
写真データ(デジカメ、携帯電話で撮影した写真など)
写真をそのままプリントするのであれば断然デジカメ写真!最近は携帯でも高画質なものはプリントに耐えうる画質のものも多いですね。
Microsoft Office系(Word、Excel、PowerPoint)
事務ソフトの大定番のMicrosoft Officeですが、残念ながらTシャツプリントには向いていないようです。
文字情報を保持できないため、入稿した時点で文字化け/レイアウト崩れが発生するため、出力見本が必要になります。会社によっては手書き原稿と同じ扱いになるところも!?
プリント方法もいろいろ
シルクスクリーンプリント
版(プリント用の型)にインクを乗せ、生地に刷り込みます。
市販されているプリントTシャツのほとんどがこの方法で加工されています。
オススメ!
・市販品のような仕上がりを希望される方
・大量生産で1枚あたりのコストを抑えたい方
インクジェットプリント
専用のインクジェットプリンターで生地に直接インクを吹き付けます。
近年は機械の性能も上がり、まるでシルクスクリーンでプリントしたかのような質感でフルカラー画像を出力できるものもあります。
オススメ!
・小ロットで色数の多いデザインをプリントしたい方
・写真をプリントしたい方
転写プリント
専用シートに出力した画像を、業務用のプレス機で熱圧着します。アイロンプリントと似て非なるものです。
インクジェットプリントよりも奇麗な出力が可能です。
オススメ!
・写真をプリントしたい方
で、結局のところ?
ほとんどの皆さんが疑問に思うところをズバリ書いてみます。
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販売用なら?
いわゆる「ヘビーウエイト」Tシャツ。何回洗ってもへこたれないのがヘビーウエイトです。無地で600円台中盤~。これにしておけばほぼ間違いなし。さらに上のグレードももちろんいいんですが、生地が硬くなる傾向があります。
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市販品のようにするなら?
市販品の仕上がりイメージならシルクスクリーンプリント。枚数がまとまれば版代の1枚あたりの負担も軽いもの。色数が増えると単価も上がります。
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フルカラーにするなら?
フルカラーのデザインは要相談。枚数、予算、仕上がりイメージによって加工方法が変わることがほとんどです。同じ色でも濃淡がついているものは特に注意が必要です。思い切ってイメージ画像を送って担当者に見てもらいましょう。
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在庫状況は?
夏場は「ポロシャツ」「ドライTシャツ」のメーカー在庫が薄くなります。早めのご注文がオススメです。