先日、とあるお買い物でメーカー各社を走り回ったときのお話。
どうしてもその当日に結論を出したかった私。
まあおそらく事情を知った方は
個人的な理由 × 徹底的な面倒くさがり = ありえない買い物
と誰もが批判すると思いますが、それはそれ。
のっぴきならない事情が有ったのです。
最初に伺ったA社さん。
担当頂いた営業の方は「係長」さん。さわやかなルックスと軽快なトーク。
肩書きにふさわしいご提案と、迅速な見積りと一発勝負の価格提示。
A社さんは本当は候補外だったのですが念のため、ということで1件目に訪問…
まさかの決定か?と思われましたが保留。現在1位。
2件目に伺ったB社さん。
担当頂いた方は新人さんらしく、型にはまったトーク展開。見た目は氷川きよしみたいなイケメン。
母性本能(?)をくすぐる、と言いますか、「買ってあげたらノルマとか楽になるんだろうなあ」みたいな雰囲気。勿論保留。現在2位。
3件目に伺ったC社さん。
担当頂いた方は決して見た目は良いとは言えない若い男性。
話してみると、商品知識もバッチリ、こちらの意見を組みながらあれこれ提案しつつ、だからといって媚びた雰囲気は一切無し。予算的には合わないというのが第一印象でしたが、商品の見た目の良さ、それよりも担当の方の安心感が心に残りました。A社さんを抑えてトップに躍り出ました。
最後に伺ったD社さん。
こちらはおそらく業界最大手、でしょう。担当頂いた方は「課長」さんでした。にじみ出る自信。
当たり前ですよね、商品に関しては最大手、非の打ち所がないんですから。
ただ、予算を伝えても出してくれる見積りはその1.4倍くらいのものばかり。代替案は貰えませんでした。「その予算では買えませんよ」とも。
押しの強さに帰る事も出来ず、悩んでいると…「じゃあ予算に合わせましょう」と急遽値段が下がりました。
んー、それって最初からその値段で良かったんじゃないのかなあという不信感が笑
もともとはこちらの商品を買おうと思ってA/B/C社さんを見させて頂いたのですが、逆にD社さんのところでは買うまい、とまで思ってしまいました。
さて。結果から言いますと、もちろんその後C社さんに戻り、無事購入にこぎ着ける事ができました。
お店の営業時間も終了ギリギリ、私個人も身も心もヘトヘトの状態でした。
商品そのものに惹かれたのは当然ですが、正直なところ4社の商品の差はほとんどありませんでした。
明暗を分けたのはご担当頂いた方=担当営業の差でした。
さて、これをTシャツ製作に置き換えてみても全く同じことが言えるなと思いました。
商品知識、加工の知識を持ち合わせる事はもちろん、お客様のご要望を伺ってそれに沿ったご提案を差し上げる事。
自分が経験した今回の件、ラスティーズの接客に大きく反映させていただきたいと思っております。
不明点や不安な点はすべて解消していただいて、気持ちよく製作がいただけるよう尽力して参りますので、
どうぞラスティーズを宜しくお願いいたします。
井上